『ユルフワイフ』


好かれもするし嫌われもする(主人公であろうとなかろうと)。

歌詞

口元が緩いせいか
常にヨダレが垂れている
自制心が低いせいか
すぐに誰かを部屋へ呼ぶ

最初はとっても嫌だった
ふわふわしないで欲しかった
でもまあ仕方のないことだ
ユルフワイフには敵わない

どうか不機嫌にならないで
呼ばれた時だけ会いに行くから
お金はあんまりないけれど
抱きしめることはできるから

理不尽な暴力なんて
絶対ふるったりしやしないよ
理不尽なほどの愛情は
いくらでも振るっちゃうけどね

「君は53番目」
その言葉を聞いて
鳥肌が立つほど
興奮してしまったんだ

世界中には何十億もの
人間がいるというのに
その中でもトップ100以内に
ランクインできたってことにさ

盲目的で視野の狭い
寒くて痛いやつらしい
知ってる人 知らない人
誰もかれもが嘲った

言いたい奴には言わせておこう
むしろもっと言ってくれ
そうさいつだって主人公は
羨望と侮蔑のサンドバックさ

しまった合鍵を失くした
これじゃ部屋へ入れない
メッセージも電話も繋がらない
顔も声も思い出せない

「うちにおいでよ」
声掛けられた 見知らぬ人に
どこかで会った気がするけれど
まあ 気のせいだろうな

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